『 お昼寝  』


青空に少し中心からずれた太陽
そんな中、灰色の雨雲が出始めもう直ぐ雨の時間がやってくる。

誰もが急ぎ足で道を歩いている人々を避けながら
走っている少年達がいた。

「キラ、そんなに急がなくていいんじゃないのか?
 まだ雨の時間まで少しある」

「そうなんだけど、少しでもと外で遊びたいし」

互いに話をしながら走っているにもかかわらず
スピードは落ちる事はなかった。

道行く人々を避け、走り続け街中から住宅街に入ると
歩行者の人数が減ると、更にスピードを上げ目的の場所へと着くが
勢いを残したまま門をくぐりチャイムを押し開かれた玄関を入っていく。

「ただいま!母さんは?」

乱れた息を直す事はせず、出迎えてくれた母親に声をかけるが
返事を待たず室内へ入って行く少年に

「キラ・・・少しは落ち着きなさい。
 アスラン君、いらっしゃい」

通り過ぎていった少年をため息交じりの言葉をかけるが
玄関で立って居る少年を微笑み出迎えると

「お邪魔します」

少し頭を下げ、挨拶をし
出迎えて貰った人物と室内へ歩いて行く

「昼寝中なんですか?」

「えぇ、お昼に一緒に買い物へ行ったんだけど
 途中で公園に寄たものでお昼寝の時間がずれてしまってね」

ごめんなさいね、アスラン君

苦笑しながら申し訳無さそうに誤る言葉に

「いえ、僕達もに何も言わなかったのが悪いんですし」

長くも無い廊下を言葉を交わしながら歩き
リビングに入って行くとクッションに体を乗せ
寝ているの近くに腰を下ろしているキラの姿があった。

「母さん、凄い汗なんだけど大丈夫なの?」

どこか悪いんじゃ・・・・

汗を吸い、額についている髪を取り、優しく撫ぜるものの
心配そうに母親に問うが

「大丈夫よ。子供は体温が高いから汗が出やすいの」

柔らかな声に頷き

「そっか・・・じゃぁ起きたら着替えさせないとダメだね」

撫ぜていた手を止め、立ち上がりドコかへ歩いていった。
キラの背中を見送ると足音を立てない様に
慎重に1歩1歩に近づき腰を下ろすと
先程キラがやった様にを撫ぜるが
どこか恐れがあるのかぎこちなく
綺麗なモノを見る様に目を細め見入った。

「アスラン、この服に合うかなぁ?」

背中から声をかけられ振り向くと
不安そうな表情でをしたキラがいたが、
すぐさまを挟む様に腰を下ろし手に持っていた上下の服を
アスランに見える様広げ言葉を待っていると

「いいんじゃないか・・・」

視線を服に移すと、がキラの手に持っていた服を着た姿を
浮かべたのか、少し間があったが頷き言葉を返すと

「じゃあ、か起きたらコレを着せて、それから遊ぼうよ」

服を置き、キラは簡単な計画を言うと

「そうだな」

アスランは
目を伏せこれから起こるであろう事に思いをはせる

小さな手に握られる自分の指
自分より軽い重さや温かくて心地よい体温
心から楽しそうに笑う笑顔

どれも生きている証が自分にどれだけの幸せを与えてくれているだろう

キラとが揃えば自分はどこまでも素直に感情が出せた
偽る必要が無い

自分にとってかけがえの無い存在だと再確認し
閉じていた目を開けると
今まで視界に入っていたキラは横になっており
今にも閉じてしまいそうに瞼を閉じかけていた。

やれやれ・・・・

体の中にため息を落とし
ふっと窓を見れば先程まで晴れていた空から
雨が落ちだし

完全に寝てしまったキラを見てみると
の右手を握り、温かみを共有しており
ため息を落とし苦笑しながらアスランも
の左手を握り、体温を感じとる。

自分より暖かい体温は、ドコカ優しく安心感を与えられる

そんな暖かさに身を任すと眠気が襲ってくる

キラの気持ちが解ったかも・・・・

眠気に支配されながらも、気持ち良く寝ているキラ同様
の横に寝転び目を閉じた。

雨が生み出す音を子守唄にし3人は夢の中に入っていく

暫くすると様子を見に来たキラとの母親によって
タオルケットをかけられ、目が覚めたに起されるのだった。





           +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



                 16のお題 『 お昼寝 』 です


                 いかがだったのでしょうか?
                 起きて右を見たらキラがいて左を見たらアスランがいて・・・・

                 両手に花!
                 
                 な、状態です・・羨ましい・・・・・・・・・・・・・

                 お昼寝と思い最初は膝の上でも!
                 と思ったのですがソレだったらどっちか選ばないとダメになってしまう
                 ので泣く泣く却下しました・・・書きたい話なんですけどね・・

                 あぁ・・なんだかTVにそった連載話を書きたくて仕方がないんですが・・・
                 いかかでしょうか?皆様
                 というよりこの話を見てくれているかどうかが・・・・・
        
                 誤字脱字がありましたらご報告下さい・・・・